子供の歯並びが悪くなってしまうのって何故なのでしょう。
遺伝なんじゃないの?
と思われる方も多くいるかと思います。
歯並びは遺伝的な要素もありますが
それ以上に産まれてからの
環境によって大きく変わってくるのです。
その一つが食べるときの
舌の動きです。
人は食べる時に舌を左右に使って
歯の上に食べ物をのせて噛み潰します。
舌がたくさん動くほど顎も成長し
大きくなります。
すると歯が綺麗に並ぶスペースができます
具体的には大切なのは一口量です
お口の中に食べ物がいっぱい入ってしまうと
舌が左右に動かせず丸呑みするしか無くなってしまいます
これには幼児期に適切な一口量を
覚える事がポイントになってきます。
前歯でかじり取って
適正な一口量を覚える経験も大切です。
子供用のスプーンも色々ありますが
子供がすくいやすいように
大きめに作られたものも多いように思います。
子供のお口の容量は
大人と比べるととても小さいです。
ガバッと口いっぱいに
大きいスプーンで入れるのは
大人がカレースプーンで山盛り毎回食べているようなものです
一口量を意識して
しっかり舌を動かして食べられるように
心がける事が
いい歯並びにつながっていきます
天白区塩釜口
いとう歯科
052-833-6482